OUR REPAIR WORKS

弊社unpluggedで扱うヨーロッパより輸入したアンティーク家具・ビンテージ家具は、凡そ30年から100年以上前に作られ、現地の方々に愛されてきた家具を扱っております。
数々の人に引き継がれ愛でられた後、役目を終えた家具達はその時点ではそのまま実用できるものが多くはないため、弊社のリペア職人がそれぞれの商品の強度・状態を確認解体し適正を見ながら組み直し再接着・塗装タッチアップなどを施して、永く使っていただけるように手をかけて商品展開しております。

皆様が体を委ねる椅子と古い天然木のテーブルは、木が痩せたり接着が切れてぐらぐらすることが多く、解体し糊付けして展開します。
そうすることによって、古いテーブルや椅子等が気持ちよく、気兼ねなく、長きに渡って愛用していただけるようになります。

特にテーブルの天板の接ぎは、ほとんどが木の痩せや接着切れによって隙間が開いていることが多いため、こちらも解体し接ぎ直してゴミが溜まって不潔にならないように再接着を心掛けております。

商品によっては長い時間かけて出来上がった風合いや雰囲気・塗装を残しますが、風合いや塗装状態が思わしくないものに関しては、全体の汚れや塗装を落とし、再塗装して綺麗にして商品化致します。
アンティーク・ヴィンテージの家具が壊れやすい、汚いなどの概念を少しでも緩和できればと思い、努めております。

特にMODERNカテゴリに属する、ミッドセンチュリー期以降のデザイン系の突板を使用したテーブルはウレタン塗装をメインに施し、日常の使用に差し支えのないような塗装をしますので安心して水拭きしてご使用いただけます。
鉄の塗装についた汚れも研磨などを施して、綺麗にしております。(風合いを大事にした工業的な塗装はオリジナルを重要視する場合もございます)
アップホルスターの椅子に関しても、劣化したウレタンフォームおよび生地は、余程の状態を保っていない限りは交換しております。
天然木のテーブル天板は、ウレタン塗装によって反りなども出てしまうことから、無垢での仕上げをメインにして仕上げており、場合によってはラッカー等の処理を致します。無垢にした際のテーブルはオイル染みがとても付きやすい状態ですので、ディスプレイ等の使用以外の際はご注意くださいませ。
購入時より欠損してしまったパーツは作り直し、がたつき・ぐらつきの調整はもちろん、以上のようなことにも心掛けております。このように加工・手直しを加え、現代の暮らしにフィットするように仕上げたり、当時のオリジナルコンディションに近づけたりして仕上げ、皆様に安心して使っていただけるよう丁寧に修理しております。